自分で掴んだ海外事業と
やりたいことができる社風

自分で掴んだ海外事業とやりたいことができる社風

2015年入社
アカウントプランナー/マネジャー

岡裕太Yuta Oka

上司とのサシ飲みで
「海外事業やらせてください」と直訴

学生時代に1年間アメリカに留学して、マーケティングを専攻していました。最初は友達もいませんし、言葉にも不自由しましたが、『自分はアメリカで学べるんだ』ということにワクワクを強く感じたんですね。その経験がきっかけで、社会人になってからも『いずれは海外でチャレンジしてみたい』という気持ちがありました。

ですから、社内で「台湾の市場調査のプロジェクトが始まった」と聞いたときには、これはチャンスだと思いました。しかもその話を耳にした直後に、偶然にもそのプロジェクトの当事者である上司と一対一で飲みに行く機会があって。「台湾からメディックスの海外展開を本格的にスタートさせたいと思っている」という言葉が上司の口から出たときには、もう「それ、私にやらせてください」と直訴していました。

酔った勢いも多少はありましたが(笑)、何しろずっと自分が望んでいた海外事業の話ですから。そんな機会が会社にあるなら、手を挙げるしかないという感じでした。

岡裕太の働いているイメージ

台湾のネットは、
圧倒的なFacebook文化

海外事業の発端は、すでに国内でメディックスとお付き合いのあったクライアントの台湾進出でした。現地進出にあたってプロモーションのサポート依頼をいただいたのがきっかけです。実際に取引がスタートしてからは、月1回の出張で打ち合わせをして、翌月の施策や中長期的なマーケティングを提案するという流れです。また同時進行で、台湾に進出している日系企業への新規営業も着々と仕掛けています。

台湾での仕事でまず新鮮だったのは、現地の人々がメインで使っているプラットフォームがFacebookだということでした。日本であれば、電車の中吊りや駅のポスターに掲載されている『検索窓』は普通Googleのものですが、台湾では、Facebookなのです。台湾のデジタルマーケティングは圧倒的なFacebook文化というのが、前提になるわけです。

また、台湾では、他人との関わり方が日本よりも近く、ネット上でも口コミの影響が非常に強いという特長があります。日本ではもうあまり使われていないネット掲示板が現在も活況で、台湾のユーザはそこで自分が買いたい商品や利用したいサービスの情報を調べています。そういったユーザの違いがある中で新しい市場を開拓していくというのは、非常に楽しいですね。「自分は海外に来たんだ」ということを日々実感しています。

岡裕太の働いているイメージ

『やりたいことをやれ』という
ボトムアップな社風

海外で仕事がしたいという希望を汲み取ってくれたこともそうですが、現地でマーケティング業務に集中できる環境を整えてくれている会社には、本当に感謝しています。台湾オフィスの開設や、この事業のための台湾人メンバーの採用など、いわゆる仕込みの部分については会社が全面的にバックアップしてくれました。

それから、現状では私は国内の業務と台湾の事業を掛け持ちしている状態なのですが、できるだけ台湾の仕事を優先できるようにと直属の上司が協力してくれることも非常に助かっています。「お前がやりたいことをやれ」「やるべきことに集中しろ」という会社からのメッセージを常に感じています。

ほかの会社で働いたことがないので直接の比較はできませんが、メディックスの『ボトムアップな社風』や『現場の意志を尊重する文化』は、誇ることができる部分なのではないかと思います。

岡裕太の働いているイメージ

台湾海外事業の成功で満足するつもりは、全くない

台湾での事業は、まだまだ始まったばかりですが、メディックスは海外でも十分に通用するという手応えを感じています。例えば、技術面での強みの1つであるフィード広告のノウハウは、新規の営業先にも強い印象を与えていますし、ある企業からは「これならグローバル本社に提案しても反響がありそうです」という言葉もいただいています。

また、データ分析の精緻さや、そこで得た知見をマーケティング施策にきっちりと落とし込んでいくプランニングの細やかさでも、高い評価を得ています。海外に出たことで、改めて『メディックスは、レベルの高いサービスを提供できているんだ』という自信を持つことができました。

今は台湾に常駐して、本格的にサービス展開を進めています。当面の目標はもちろん『台湾海外事業の黒字化』で、とりあえずはそこに集中ですね。ただ、それだけで満足するつもりは全くありません。台湾で蓄積したノウハウをベースにして、ほかのアジア諸国にもマーケットを広げていく。これが現時点での最大の目標です。今のメディックスでその役割を担えるのは自分しかいないはずですし、正直、他人に譲る気もありません(笑)。

岡裕太の働いているイメージ
岡裕太の正面写真

MESSAGE就活生へのメッセージ

アカウントプランナーは、クライアントに『価値』を提供するのが仕事です。例え状況が悪くても、何とかして打開策を見出すのが私たちの役割なのです。ですから『上司やクライアントの指示に従うだけ』という受身な姿勢では、うまくいかないでしょう。一方で、強い意志があり、自分のキャリア志向が明確な人にとっては、ここは良い環境のはずです。ぜひ、メディックスで、あなたの希望をかなえてください。