Advantage+(Advantage)は、広告配信を自動化する機能をもつ、Meta広告の配信手法の1つです。
本記事では、Advantage+の機能の種類や、各機能のメリット・デメリット、活用方法について、解説します。
本記事でAdvantage+の理解を深め、広告運用にお役立てください。(2025年8月更新)
目次
Advantage+とは?
Meta Advantage+とは、広告のパフォーマンスを最大化するために、キャンペーンの一部、または全体をAIが自動で最適化する、Meta広告のソリューションです。
Advantage+の自動最適化機能を活用することで、手動での細かな設定作業にかかっていた工数を削減できる上、AIによる効果改善が期待できるため、Metaでも推奨の設定となっています。
キャンペーンの全体を最適化する場合は特に、初期の機械学習に一定期間がかかるものの、工数を減らしつつパフォーマンスを効率的に改善できる、有効なソリューションです。
AdvantageとAdvantage+の違い
現在はAdvantage+という名称で統一されていますが、過去には自動化の範囲によってAdvantageとAdvantage+に分けられていました。
具体的には、Advantageがキャンペーンや広告セットの一部を自動化する機能で、Advantage+はキャンペーン全体を自動で最適化し、広告作成から運用までの全ての範囲をAIが行う機能、という分け方でした。
数回のアップデートを重ね、現在はAdvantage+の中でも部分的な自動化は「Advantage+ シングルステップソリューション」、キャンペーン全体の自動化は「Advantage+総合キャンペーンソリューション」と大別されています。
Advantage+の機能の種類
上述のように、Advantage+の機能は「Advantage+総合キャンペーンソリューション」と「Advantage+ シングルステップソリューション」に大別されていますが、それぞれのソリューションには次のような種類があります。
◯Advantage+ 総合キャンペーンソリューション(キャンペーン全体でAIを適用)
└ Advantage+ セールスキャンペーン(旧:Advantage+ショッピングキャンペーン)
└ Advantage+ アプリキャンペーン
└ Advantage+ リード獲得キャンペーン
◯Advantage+ シングルステップソリューション(選択した項目でAIを適用)
└ Advantage+ オーディエンス
└ Advantage+ 詳細ターゲット設定
└ Advantage+ カスタムオーディエンス
└ Advantage+ 類似オーディエンス
└ Advantage+ 配置
└ Advantage+ キャンペーン予算
└ Advantage+ クリエイティブ
└ Advantage+ カタログ広告
└ Advantage+ リンク先
参考:Meta Advantage+について – metaビジネスヘルプセンター
自動化できる項目でまとめると、次の図のようなイメージです。
Advantage+ 総合キャンペーンソリューション
キャンペーン全体を自動化することで、目的のパフォーマンス最大化を図る3つの総合キャンペーンソリューションについて、それぞれ解説します。
1. Advantage+ セールスキャンペーン(ASC)
(旧:Advantage+ショッピングキャンペーン(ASC))
Advantage+ セールスキャンペーン(ASC)は、キャンペーン目的が「売上」の際に利用できる、コンバージョンや売上を最大化するための機能です。2025年6月頃に、旧名称の「Advantage+ ショッピングキャンペーン(ASC)」から「Advantage+ セールスキャンペーン(ASC)」に名称が完全移行されました。
移行の理由としては、名称の「ショッピング」がECサイトをイメージさせますが、実際はWeb上でのコンバージョン獲得を目的としている業種であれば、ECサイトでなくとも利用可能であることを明確にするためです。
Advantage+ セールスキャンペーンを含む総合キャンペーンソリューションでは、AIの予測精度を上げるため、Advantage+ 予算、Advantage+ オーディエンス、Advantage+ 配置が全てONであることが必須な点に注意しましょう。
※1 クリエイティブ:広告を構成する画像や動画、音声、テキストなどのこと
ただし、AI学習に必要なデータ量の目安は「週あたりのCV数(成約数)が50件以上」となります。50件を下回る場合は、ターゲティング精度が低くなる可能性がありますが、その際はMCV(※2)を設定するとよいでしょう。
※2 MCV:マイクロコンバージョンの略称。最終目標の前段階に設定された、仮のコンバージョンのこと。
Advantage+ セールスキャンペーン(ASC)のメリット・デメリット
Advantage+ セールスキャンペーン(ASC)のメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
・細かな設定作業が不要
・コンバージョン確度が高いユーザへ自動で配信できる
・クリエイティブがユーザに合わせて自動で最適化される
デメリット
・手動設定に比べて、ターゲティングに制限がある
・キャンペーン目的「売上」しか選択できず、認知目的での活用ができない
2. Advantage+アプリキャンペーン(AAC)
Advantage+ アプリキャンペーン(AAC)は、セールスキャンペーンのアプリ版に相当する機能です。キャンペーン目的が「アプリの宣伝」の際に利用でき、アプリのインストール数を最大化するために、ターゲティングやクリエイティブを自動で最適化します。
ユーザの興味・関心や行動に応じて、関連性の高い商品を自動で表示できるAdvantage+ カタログ広告との統合もあり、より効率的な配信が可能になりました。
Advantage+ アプリキャンペーンの設定には、Meta のプラットフォーム上でアプリやサービスを開発するためのツールやAPI、ドキュメントなどを提供するプラットフォーム「Meta for Developers」への登録が必要です。
また、運用効果を計測するためには、アプリ開発キット「Facebook SDK」を設定しなければなりません。
Advantage+アプリキャンペーン(AAC)のメリット・デメリット
Advantage+アプリキャンペーン(AAC)のメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
・細かな設定作業が不要
・多くのクリエイティブを入稿できる(商品カタログからの選択も可能)
・アプリに興味を示しそうなユーザへ効率的に配信できる
デメリット
・手動設定に比べてターゲティングに制限があるため、アプリのターゲット層とずれたユーザにも配信される可能性がある
3.Advantage+ リード獲得キャンペーン
Advantage+ リード獲得キャンペーンは、キャンペーン目的が「リード」の際に利用できる、質の高いリードの獲得数を最大化する機能です。
実際に、Advantage+ リード獲得キャンペーンと、通常のキャンペーン(Advantage+ リード獲得キャンペーンがOFF)のパフォーマンスを比較したところ、リード単価が平均で14%抑えられただけでなく、優良リード単価も平均10%抑えられたというデータがあり、リードの数と質の面において改善が期待できます。
参照:Advantage+ リード獲得キャンペーンを使用すると、質の高いリードをより効率的に獲得できます – Meta ビジネスヘルプセンター
Advantage+ リード獲得キャンペーンのメリット・デメリット
Advantage+ アプリキャンペーン(AAC)のメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
・細かな設定作業が不要
・これまでの配信で取りこぼしていた、質の高いリードを獲得できる可能性がある
デメリット
・必ずしもすべてのリードの質が良いとは限らない(獲得数も最大化されているため)
・キャンペーンが自動化されているため、詳細なリード獲得プロセスの分析が難しい
Advantage+ シングルステップソリューション
次に、キャンペーンの一部を自動で最適化する、シングルステップソリューションを紹介します。
Advantage+ シングルステップソリューションは、一部のソリューションを除いて、全てのキャンペーン目的で利用可能です。
1. Advantage+ オーディエンス
Advantage+ オーディエンスは、ターゲティングを自動で最適化する機能です。ターゲティング関連の自動化機能はほかにも様々ありますが、その中で最も扱いやすく、効果も出やすいとされるのがこのAdvantage+ オーディエンスです。
Advantage+ オーディエンスは、ユーザの過去のコンバージョン・ピクセルデータ・以前のアクションなど、膨大な情報をもとに配信するオーディエンスを最大化します。
オプション機能「オーディエンスの提案」を使えば、リーチしたいオーディエンスの情報を予めMeta広告に伝えられるため、成果が見込めるユーザ層が明らかな場合などに有効です。
Advantage+オーディエンスのメリット・デメリット
Advantage+オーディエンスのメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
・豊富なデータに基づいて、効果的なターゲティングを自動でできる
・これまでの配信で取りこぼしていた、質の高いリードを獲得できる可能性がある
デメリット
・ターゲティングを細かく設定できないため、ターゲットを細かくコントロールしたい場合は不向き
2.Advantage+ カスタムオーディエンス
Advantage+ カスタムオーディエンスは、指定したカスタムオーディエンス以外にも成果が見込める場合に、オーディエンスを拡張して配信する機能です。
カスタムオーディエンスでは、これまでに自社と何かしらの接点のあるユーザをオーディエンスとして設定できます。代表例としては、自社サイトの来訪者(リターゲティング)や、既存顧客への配信が挙げられます。
オーディエンスの種類と対象ユーザは、次のとおりです。
オーディエンス名 | 対象ユーザ |
カスタマーリストに基づく カスタムオーディエンス |
・自社でメールアドレスなどの情報を保有しているユーザ ・該当ユーザが Facebook を利用している、かつアップロードした情報と紐づけできることが前提条件 |
Webサイト カスタムオーディエンス |
・自社のWebサイトを訪問したユーザ ・最新のコンバージョンデータが反映される ・同時配信によるオーディエンスの重複が起こらないように注意が必要 |
エンゲージメント カスタムオーディエンス |
・自社の FacebookやInstagramコンテンツにアクションしたユーザ ・手動での更新の手間が不要 ・新規ユーザへの配信に比べてコンバージョン率が高くなりやすい |
モバイルアプリ カスタムオーディエンス |
・自社のアプリに対しアクションしたユーザ ・アプリを起動していないユーザや、購入に至らなかったユーザに、購入を促す広告を配信できる |
オフラインアクティビティ カスタムオーディエンス |
・店舗での購入、電話注文、予約など、自社とオフラインで接点を持ったユーザ ・オフラインイベントセットの作成が必要 ・ターゲティングの範囲が狭いため、大きなビジネス(ユーザと接点を持つ機会が多いビジネス)でなければ有効に活用できない |
Advantage+ カスタムオーディエンスのメリット・デメリット
Advantage+ カスタムオーディエンスのメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
・手動で類似オーディエンスを作成する手間なく、効率的にリーチを広げられる
・1つのキャンペーンに複数のカスタムオーディエンスリストを設定すると、その配分も最適化される
デメリット
・最終的にどのくらいの規模のユーザーにリーチするのか、正確に予測することが難しい
3.Advantage+ 類似オーディエンス
Advantage+ 類似オーディエンスとは、指定した類似オーディエンス以外にも成果が見込める場合に、類似度を拡張して配信する機能です。
類似オーディエンスは、基準となるオーディエンス(ソースオーディエンス)との類似度を1~10%の範囲で指定してオーディエンスを作成しますが、適正な類似度の判断が難しいことがあります。その場合、Advantage類似オーディエンスを活用することで、類似度を自動で調整して配信してくれます。
Advantage+ 類似オーディエンスのメリット・デメリット
Advantage+ 類似オーディエンスのメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
・新たな見込み客の開拓ができる
・手動設定の類似オーディエンスよりも獲得効率が上がる可能性がある
デメリット
・基盤となるソースオーディエンスのデータが不十分、または偏りがあると、ターゲティング精度が低くなる
4.Advantage+ 詳細ターゲット設定
Advantage+ 詳細ターゲット設定は、指定した詳細ターゲット以外でも、運用効果の向上が見込まれる場合に、オーディエンスを拡張する機能です。
詳細ターゲット設定では、具体的に次のような内容を指定できます。
・ユーザのクリックした広告
・ユーザがやり取りをするページ
・デバイスの利用状況や旅行の好みなどに関連してユーザがMetaのテクノロジー上で行うアクティビティ
Advantage+ 詳細ターゲット設定のメリット・デメリット
Advantage+ 詳細ターゲット設定のメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
・パフォーマンスの良い配信面に予算が割り当てられるため、効率的に成果を上げやすい
・これまで配信していなかった配信面にも配信される可能性があり、機会損失を防ぐことができる
デメリット
デメリット
・配信面に合わせてクリエイティブが自動で調整されるため、デザインが意図せず崩れたり、テキストが読みにくくなったりする可能性がある
・様々な配信面に広告が掲載されるため、配信面ごとに適したクリエイティブを用意する必要がある
5.Advantage+ 配置
Advantage+ 配置は、広告の配信結果に応じて配信面を自動で最適化する機能です。
Facebook、Instagram、Audience Network、Messengerで利用可能なすべての配信面に対応しています。
なお、Advantage+ 配置を利用する際は、アスペクト比などを各配信先に合わせて最適化できる「アセットカスタマイズ」を設定すると便利です。
Advantage+ 配置のメリット・デメリット
Advantage+ 配置のメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
・パフォーマンスの良い配信面に予算が割り当てられるため、効率的に成果を上げやすい
・これまで配信していなかった配信面にも配信される可能性があり、機会損失を防ぐことができる
デメリット
・配信面に合わせてクリエイティブが自動で調整されるため、デザインが意図せず崩れたり、テキストが読みにくくなったりする可能性がある
・様々な配信面に広告が掲載されるため、配信面ごとに適したクリエイティブを用意する必要がある
6.Advantage+ のキャンペーン予算
Advantage+ のキャンペーン予算は、キャンペーンの効果が最大化されるよう、成果に合わせて自動で予算配分を最適化する機能です。効果の良い広告セットに多めに予算が配分され、効果の悪い広告セットの予算は縮小されるため、キャンペーン全体の効果を高めることが期待できます。
ただし、広告セット単位で予算を分けたい場合は、手動で予算の設定が必要です。また、Advantage+ のキャンペーン予算は、広告公開後にオフにできますが再度オンにするためには2時間以上がかかります。
また、Advantage+ のキャンペーン予算を利用するためには、キャンペーンが次の条件を満たしている必要があります。
・すべての広告セットで同じ予算タイプ(通算または1日)を使用している。
・すべての広告セットで同じ入札戦略(最大数量、入札価格上限、結果の単価目標)を使用している。
・入札戦略が最大数量の場合、すべての広告セットで同じ配信の最適化イベントを使用している。
・すべての広告セットで通常配信タイプを選択している。
引用:Meta Advantageのキャンペーン予算を設定する – Metaビジネスヘルプセンター
Advantage+ のキャンペーン予算メリット・デメリット
Advantage+ のキャンペーン予算のメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
・最小のコストで最大の成果を上げられる
・複数の広告セットで、オーディエンスやクリエイティブのABテストをする際、手動でテストするよりも、速く結果が出やすい
デメリット
・特に、少額の予算で複数の広告セットを運用する場合、機械学習に十分なデータが蓄積されず、最適化がうまく機能しない可能性がある
・特定の広告セットに予算を集中させたい、あるいは予算配分を厳密にコントロールしたい場合には不向き
7.Advantage+ クリエイティブ
Advantage+ クリエイティブは、ユーザのアクションを促す見込みが高い画像・動画が表示されるよう、クリエイティブを自動で最適化する機能です。
画像や動画の選定だけでなく、エンハンスと呼ばれる様々な機能でクリエイティブを自動編集します。
例えば、「画像の明るさとコントラスト」のエンハンスでは、パフォーマンス改善につながると予想された場合に、画像の明るさやコントラストが自動的に調整されます。
また、最近ではAIによる画像生成の機能も追加され、対象物に対する背景の自動生成や、参考画像を元にしたフル画像の自動生成もできるようになっています。
▼エンハンスの例
・商品を表示
・アスペクト比の変更
・画像アニメーション
・音楽
・広告レイアウトに詳細を追加 など
参考:Advantage+クリエイティブについて – Metaビジネスヘルプセンター
Advantage+クリエイティブのメリット・デメリット
Advantage+クリエイティブのメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
・画像・動画・テキストが自動調節されることで、ユーザの反応が得やすい
・同じクリエイティブでも、より多くのユーザに響く形で届けられる
デメリット
・画像・動画・テキストが自動調節された結果、意図しない表現になる可能性がある
・AIがテストできるよう、複数の画像やテキスト、見出しを用意する必要がある
8.Advantage+ カタログ広告
Advantage+ カタログ広告は、ユーザの興味・関心、意向、アクションに応じて、カタログの商品データを活用した広告を自動で生成し、レコメンド配信する機能です。
Webサイトに訪問したものの購入に至らなかったユーザや、Webサイトに未訪問のユーザにも、興味・関心に基づいた配信が可能です。キャンペーン目的が、認知度の場合は利用できないので注意しましょう。
また、カタログ広告で成果を得るためには、次のポイントを押さえることが重要です。
■ Metaピクセルで商品IDを取得する
「Metaピクセル」は、Meta社の提供する、FacebookやInstagram広告の効果測定に用いるJavaScriptコードのことです。MetaピクセルをWebサイトに設置することで、ユーザのWebサイト内の行動情報を取得できます。
Advantage+カタログ広告の場合、Metaピクセルを設置した商品Aのページを閲覧しているユーザの閲覧情報(商品IDなど)を取得し、商品Aに関連する商品をカタログから抽出して、ほかのページを見ているときに自動でレコメンドする、といったことが可能となります。
■ 商品の情報(データフィード)をカタログへ登録し、「商品セット」を作成する
カタログ広告は、Metaピクセルなどで取得したデータによって、ユーザが最も興味を示しそうな商品とフォーマットへ最適化された状態で表示されます。
カタログ広告で配信したい商品は、すべてデータフィードとしてカタログへ登録し、さらに条件ごとに「商品セット」を作成する必要があります。その後、広告セットで「商品セット」を指定することで、カタログ広告を配信できます。
必ずしもすべての商品を配信する必要はないので、状況に応じて配信商品を絞った商品セットを活用すると効果的です。
※キャンペーン作成時のデフォルトの設定では、製品カタログに登録しているすべての商品が配信対象に設定されています。
Advantage+ カタログ広告のメリット・デメリット
Meta Advantage+ カタログ広告のメリットとデメリットは次のとおりです。
メリット
・ユーザの興味に合う商品を最適なタイミングで訴求できる
・リターゲティングだけではなく、Webサイトへの訪問履歴がない新規ユーザにもリーチできる
デメリット
・カタログを用意する必要がある
・動的タグ※を設置する必要がある
※動的タグとは、Metaピクセル同様にWebサイトに設置するJavaScriptコードで、主に動的広告で使用されます。(動的広告:ユーザの商品閲覧履歴などのデータに基づいて、自動的にパーソナライズされた広告を生成・配信する広告形式のこと)
9.Advantage+ リンク先
Advantage+ リンク先は、広告のリンク先URLを最適化する機能です。1つの広告に複数のランディングページURLを設定することで、AIがユーザごとに最もコンバージョンにつながる可能性の高いランディングページを自動で判断して表示します。
Advantage+ リンク先広告のメリット・デメリット
メリット
・最適なランディングページへ誘導でき、コンバージョン率が改善する可能性がある
・ユーザ体験の向上につながる
デメリット
・どのランディングページが、どのクリエイティブやオーディエンスに最も効果的だったのか、という分析が困難
・想定外のランディングページにユーザが誘導される可能性がある
まとめ
Advantage+は、キャンペーン全体、またはキャンペーンの一部を自動で最適化できる、Meta広告の配信手法の1つです。
AIによる学習機能によって広告配信の成果を高めるとともに、配信や設定にかかる工数を短縮できるというメリットがあります。
ただ、自動化することで人間がコントロールできない部分は増えるため、個別に設定した方が良いのか、AIにお任せで良いのか、目的に合わせて選択し、Advantage+の機能を上手く活用しましょう。
Meta広告は自社運用も可能ですが、代理店など専門家のサポートを受けることで、Advantage+の機能を含めた効果的な運用や、適切なアカウント設計などのサポートを受けられます。
弊社メディックスも、Meta BusinessPartnersとしてMeta広告導入・運用の支援を行っています。
また、Meta広告に限らない幅広い広告プロダクトについての総合的なコンサルティングをご依頼頂くことも可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。