CASE導入事例

認知拡大を目指してマス連動のデジタル広告を展開!高速PDCAを実現した方法とは?

プロモーション 広告運用 戦略立案
株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド

課題

  • コロナ禍でインバウンド需要が激減し、国内消費者向けの認知拡大が必要だった
  • 認知調査の結果、「第一想起」が獲得できていなかった

効果

  • ブランドリフト調査の結果、認知度が向上
  • 細かなKPI設定と週次ミーティングによる密な連携により、高速でPDCAを回すことに成功

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドについて


株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドは、西武グループのホテル・レジャー事業を牽引する中核会社です。2022年4月に、株式会社プリンスホテルから商号変更しました。創業から100年を超える歴史を持ち、国内最大級の事業規模を誇ります。国内外10ブランド86ホテル(2025年5月現在)に加え、ゴルフ場・スキー場などのレジャー・スポーツ施設や水族館・映画館・ボウリング場などのアミューズメント施設を展開しています。

お話を伺った方

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド
セールス&マーケティング部
マーケティング
アシスタントマネージャ
山形 彩菜

株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド
セールス&マーケティング部
マーケティング
課長補佐
久保田 潔

メディックスは、2011年より約14年にわたって株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドウェブプロモーション(集客・解析・CRMなど)を支援させていただいています。

今回は、セールス&マーケティング部の山形様と久保田様に、ブランド訴求のプロモーション「絶景はプリンスにある。」を実施した経緯やこれまでの取り組み、メディックスに対する評価、今後への期待についてお話を伺いました。

支援範囲が広く、何でも相談でき、
PDCAを素早くまわしながら、
一緒に伴走してもらえることが、パートナー選定の決め手

 

――ブランド訴求のプロモーション「絶景はプリンスにある。」を展開するに至った経緯をお聞かせください。

コロナ禍でインバウンド需要が激減しました。海外からのお客様が一気に減りましたので、改めて、国内のお客様にどうご利用いただくか、を見直したのです。

認知調査の結果、第一想起(宿泊先として真っ先に思い浮かぶかどうか)に課題があることや、具体的な特長を知ってもらえていないことがわかりました。

そこで、第一想起の獲得を目指して認知を広げつつ、ブランドの魅力を知ってもらうため、「絶景はプリンスにある。」をキャッチコピーとしたプロモーションを幅広く展開することに。テレビCMなどのマス広告と連動してデジタル広告を実施するにあたって、ウェブ広告の代理店を選定する際に、メディックスさんにも相談しました。(山形様)

 

――複数のウェブ広告代理店にお声がけされていますが、ブランド訴求のプロモーション「絶景はプリンスにある。」のパートナーとして、メディックスを選定された理由や、決め手は何ですか?

メディックスさんには、認知とは別で、ホテルの予約獲得の領域や、Adobe Analyticsなど解析の領域において支援してもらっていました。支援範囲が広く、何でも相談できることや、それまでの取り組みで、素早くPDCAを回しながら、伴走いただけることがわかっていたので、認知領域のプロモーションでも相談させていただきました。

認知領域の代理店選定においては、効率的な運用はもちろんですが、クリエイティブの検証やKPI設定など、一気通貫でサポートいただける会社に依頼したいと考えていました。

マス広告と連動してウェブでは、どのようなコミュニケーションを取るか、その際のKPIや、ターゲティングをどうすべきか、など全体設計から細かな設計までを提案いただき、全体の戦略に合わせた納得感がある内容でした。こうしたプロモーションは初速が重要なので、早いうちに高速でPDCAを回したいところですが、メディックスさんは、週次のミーティングによる密な連携も提案内容に含まれており、それも決め手となりました。また、提案資料もわかりやすく、社内決裁を通すことを考慮して提案いただいたので、とても進めやすかったです。(山形様)

 

――ブランド訴求のプロモーションでは、具体的にどのような取り組みをしていったのでしょうか。

バナーや、LP(ランディングページ)などのクリエイティブのABテストを綿密に行いました。定めたKPIに対するクリエイティブの良し悪しを、週次のミーティングで判断していたので、高速でPDCAを回すことができたと思います。本番の広告を展開する前のテストマーケティングもしっかりやっていたので、かなり密度の濃い取り組みでしたね。(山形様)

 

――成果や反響についてはいかがでしたか?

ブランドリフト調査(態度変容調査)で、認知度の向上が見られました。実際に、利用されるお客様からも広告を見たというお声をたくさんいただき、肌で効果を実感することができました。

また、広告を配信するなかで、季節に合わせてどのようなイベントの反応がいいのか、を分析していただきましたが、その際に得られた示唆を活かしながら、ホテルごとの訴求開発に取り組んでいます。(山形様)

 

想定外の事態にも、迅速かつ誠実な対応で、
パートナーとして信頼している

――ブランド訴求のプロモーション以外に、メディックスとのこれまでの取り組みの中で、印象に残っていることはありますか。

2024年4月に予約システムをリプレイスした際、解析ツールの計測に不具合が生じてしまい、広告の効果を正しく計測・評価することができなくなってしまいました。

広告経由の売り上げが急激に減ってしまったので、各ホテルの担当者から本社に問い合わせが殺到しました。当初は何が起こっているのかわからず、社内だけでは調査もままならない状況でした。 (山形様)

 

――その時、想定外の事態に対し、メディックスの対応はいかがでしたか?

いち早く、計測不備に気づいていただき、翌週には状況を整理したレポートをいただける、など、非常にスピード感のある対応でした。我々では調査しきれない点について、わかりやすく、細かく丁寧に説明いただけしかも、いただいたレポートは、ほとんど手を入れなくても各ホテルに提示できるほど、わかりやすくまとめられており、迅速に情報を共有することができました。

また、欠損分の算出方法やKPI設定など、可視化できなくなった部分を、今後どのように評価して、どのようにPDCAをまわしていくか、という点について、他社の事例や、数値を根拠に提案いただきました。想定外の事態で混乱もありましたが、真摯に対応いただき、社内だけでは対応が難しい部分を、メディックスさんには、一緒に支えていただいていると感じています。(山形様)


安定したクオリティで
集客から制作、解析、CRMまでをワンストップで支援

――メディックスへの評価をお聞かせください。

デジタルマーケティングは、やるべきことが非常にたくさんあります。そのため、対応領域を絞っている支援会社は少なくありません。そんな中で、メディックスさんは集客だけではなく、LPやサイト制作、解析、CRMまで、全般的に対応していただけるので頼りになります。そのため、こちらも遠慮なく、いろいろな相談をしていますが、いろんな角度と視点で提案をいただけますし、柔軟かつ素早く対応いただけているのがありがたいですね。(久保田様)

デジタル広告の運用だけではなく、解析ツールの導入・運用までを親身になってサポートいただけているのは大きいと感じています。広告は解析とセットで運用していくものなので、ひとまとめになっているメディックスさんは、とても相談しやすいです。現在、各ホテルの広告運用のサポートもお願いしているのですが、多くの業務を依頼しても、均一なクオリティなので助かっています。(山形様)

 

――今後、メディックスにどのような期待をされていますか。

現在は、上流から下流までのすべてを相談できるので、クリエイティブや解析などのサポートをしてもらっています。今後は、広告の運用にとどまらず、幅広いマーケティングの提案も期待しています。(久保田様)

これから、力を入れていきたいと考えている領域の1つが、SNSです。認知度が低い20代、30代へのアプローチを引き続き強化していくため、施策の充実を図らなくてはなりません。また、2024年4月にホテルブランドを「Prince Hotels & Resorts」から「Seibu Prince Hotels & Resorts」へ変更しましたので、ブランド認知の拡大も引き続きの課題です。メディックスさんには今後も、認知の獲得および売り上げの拡大への協力をお願いしたいと思っています。(山形様)

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