メディックスらしい働き方を推進、アンコンシャスバイアス研修
メディックスは、今年度から本格的に、“「自立」と「思いやり」を軸にした、メディックスらしい働き方”を目指す取り組みを実施しています(通称:Mediworkstyle)。このMediworkstyleの活動の1つとして、『アンコンシャスバイアス研修』を実施しました。
アンコンシャスバイアスとは…「無意識の思い込み・偏見」(※誰もが持っているもの)
アンコンシャスバイアスは誰にでもあり、あること自体は問題でありません。しかし、アンコンシャスバイアスが原因で、知らず知らずのうちに相手を傷つけたり、 キャリアに影響をおよぼしたり、自分自身の可能性を狭めてしまうなど、様々な影響を与える可能性があります。
例)
☑血液型でその人の性格を判断しがち
☑お茶出し、受付対応、事務職、保育士というと、女性を思い浮かべる
☑理系だから◯◯、文系だから◯◯
【研修プログラム】
実施日:2022年7月11日(月)
実施方法:Zoom
対象:全従業員
内容:
1. アンコンシャスバイアスを理解する
2. アンコンシャスバイアスに気づく
3. アンコンシャスバイアスを対処する
目的:
1.『アンコンシャスバイアス』について、「まずは知ること」・「気づくこと」・「対処できるようになること」
2.アンコンシャスバイアスを知り、チームワークや業務を円滑にし、より深い思考ができるようになること
【外部講師経歴】
折口みゆき(ギビングツリーパートナーズ株式会社 取締役)
【専門分野】
コミュニケーション、ファシリテーション、プレゼンテーション、マインドセット、トレーナー育成、組織開発 ほか
【略 歴】
一橋大学卒業後、(株)リクルート入社。「売れる仕組みづくり」事業で大手企業への企画営業、契約社員の教育とマネジメントを兼任。その後ゼクシィ事業部へ異動。広告営業 ほか、ブライダル業界リーダー育成研修を企画開発し 、講師を務める。2002年ナレッジマネジメント室に異動。全社営業パーソン向けの営業力アップのための研修や、組織サーベイ設計に携わる。
その後、教育ベンチャーに入社、営業マネージャー を務める。
2006年に独立、主にリーダーシップとコミュニケーションをテーマとした研修を数多く実施。
2011年ギビングツリーパートナーズ(株)の 立ち上げに参画し、取締役に就任。組織開発ファシリテーター/コンサルタント。
現在は 、主に多様化する個を支援し、個の力を活かすための研修や職場づくりのコンサルティングに取り組んでいる。(ダイバーシティ推進、リーダーシップ開発 など)
《研修実施企業様》
会社名:株式会社エナジースイッチ
設立:2008年7月1日
代表:平川 明日香
企業HP : https://www.energyswitch-inc.com/
アンコンシャスバイアスの基礎~対処法まで学ぶ実践的プログラム
今回の研修は、全員がアンコンシャスバイアスについて共通認識を持つことが目的のため、アンコンシャスバイアスの基礎を中心としたプログラムとしました。アンコンシャスバイアスとは何か、身近な例やよくあるアンコンシャスバイアスを取り上げ、受講者の理解を深めました。例えば、ありがちな上司と部下の会話から、アンコンシャスバイアスを見つけ出すなど。また、アンコンシャスバイアスとの向き合い方・対処まで学ぶことができ、研修終了後も、受講者が日常で実践できる内容となりました。
また、研修中は受講者のカメラを、セッションごとに分けて順番にONにしたり、途中でアンケート集計をしたり、意見や感想を気軽にチャットに書き込むなど、ただ聞くだけの研修ではなく、受講者も積極的に参加できる研修となりました。
全員の共通認識を揃え、お互いが働きやすい環境へ
アンコンシャスバイアス研修を通して、これまで意識していなかった、自身の思い込みや偏見について気づかされた 従業員も多くいたのではないでしょうか。今回の研修を、 全社で受けたことは、お互いが共通認識を持つ上で、非常に大きな意義があったと考えます。メディックスが目指す「自立」と「思いやり」をもった働き方に、一歩近づけたと強く感じています。
- アンコンシャスバイアスから生じる言動に気をつける ことで、組織内での人間関係を良好にすることができる。→思いやりを持つ
- 行動を阻害しているバイアスに気づくことで、これまで知らず知らずの間に諦めていた行動にチャレンジすることができるようになる→自立
- 物事の判断をする前に、直面している案件の背景や周りで起きようとしている内容へ 、意識を向けることができる→前例にとらわれない考えができる
【研修後のアンケート】
・身近で、自分事化しやすい形でまとめていただいたので 、とても内容が入ってきた。
・とても勉強になりました!ぜひ 、意識してバイアスと共生できるように活用していきたい。
・アンコンシャスバイアスに 、まずは気づくということと、相手に意向を聞くことを 今後やっていきたい。
・全社でこの研修を受けたことに 、大きな意味があると思う。
・全員が研修を受けることで、バイアスを知っていた人だけではなく、 知らなかった人も気づくことができたのが 、とても良かったと思う。知っている人だけが気を遣うのではなく 、全員が自分の考え方とは異なる考え方の人もいると 、分かっていると知っていることで安心する。
・話が身近だけど、自覚していなかったことなので 、興味深くおもしろかった。もちろん 、仕事する 上でも役に立つが、私生活や様々な場面で 活かしていけそうだと思う。今後も 、こういった研修を受けてみたいと思った。
・普段から気をつける べきことではあるが、研修があったことで 、全員が同じ考えになったと思うし、とてもいい機会だったと思う。
・アンコンシャスバイアスと聞いて難しい研修なのかと思ったが、普段の生活と密接に関わっていて 、とても興味深かった。毎日何気なく考え、思いこんでしまっていたことも、当たり前 ではないことを再認識できた。
今回実施したアンコンシャスバイアス研修は、メディックスの従業員 にとって、改めて自身を知り、さらには、 一緒に働くメンバーとの接し方を再考する、 良いきっかけになったと思います。メディックスはこれからも、Mediworkstyleの活動を通して、従業員が、メディックスらしい働き方を実現できるよう、様々な活動に取り組んでまいります。